まゆさん 個別セッション②
面談は好感触。次は条件交渉の番です
AI新設部署のカジュアル面談を終えた直後の相談。予定30分が1時間に延び、「もう聞くことがない」と言われた好感触でした。ここからは条件をどう引き出すかの勝負です。報酬・雇用形態・勤務地の3点について、交渉の方針を具体的に決めました。
この議事録について読み終わると、面接で何をどう言えばいいかが決まっています
カジュアル面談は、こちらが評価される場でした。結果は文句なしの好感触で、実質的に採用前提と見てよい状況です。つまりここから先は、まゆさんが条件を引き出す側に回ります。
このセッションでは、事前にいただいた4つの質問(①仕事内容をこなせるか ②給料面 ③雇用形態 ④個人でのAIコンサル)に順に回答しました。中でも最も重要なのが②の報酬です。ここだけは絶対に強気で臨んでください。
要点まとめこのセッションの結論は3つ
仕事内容は心配不要
相手はほぼAI初心者。開発もバイブコーディングで対応できる水準で、エンジニアでなくてもこなせます。まゆさんのスキルなら余裕で即戦力です。
報酬は最低40万から
一般職25万より明らかにスキルが上。ここだけは絶対に下げない。「他にも選択肢がある」を伝えるのが交渉の核です。
面接は必ず受ける
条件を聞いてから判断すればいいので、受けること自体にリスクはありません。合わなければ辞退すればいいだけです。
面談の振り返り「もう聞くことがない」と言われた回
予定30分だった面談は、約1時間に延びました。理由は明快で、まゆさんが相手の質問にすべて答えられたからです。会話がどんどん広がり、最後には「もう聞くことがないです」という反応でした。
質問は「何のAIを使っているか」から始まり、Claude CodeとCodexの使い分け、普段のChatGPTの使い方など、AI活用の実態を問うものが中心。加えて「在庫管理ツールにAIを噛ませるとしたら」「現場でAIを使いたいと言われたらどうするか」といった実務に即した問いも出ました。
相手の課題は目利きの属人化。中古品の買取で、値付けが営業担当者のスキルに依存し、やり手とそうでない人で品質が一定しないという悩みでした。
これに対するまゆさんの回答は、ベテランの判断基準をすべて言語化してAIに載せ、タブレットで使えるツールにして全員に配れば品質を一律にできるというもの。完璧な回答です。そこまで返ってくるとは、聞いた側も思わなかったはずです。
他にも声をかけているとのことでしたが、面談後にすぐ連絡が来ている時点で高評価は確実です。反応からしても、もう即戦力という扱いになっています。
Q1 仕事内容をこなせるか結論: できない仕事はありません
園長が実際に同じ仕事をしていたので、中身がわかります。企業向けAI支援を手がける株式会社AXで、企業の担当者と1対1で向き合い、AIの課題や質問に答えるAIコンサルタントをしていました。
進め方は、まず会社側で用意した動画カリキュラムを受講してもらい、基礎がある状態で「何を作りたいか」「どの業務を改善したいか」をヒアリングして、AIで解決していくという流れです。動画講義の制作も担当していました。
心配していたこと
- エンジニアではないので開発についていけないのでは
- 納品実績がない(自分用にツールを作っているだけ)
- 企業向けの高度な要求に応えられるか
実際のところ
- 受講者はほぼAI初心者。SNS発信者のようなレベルの高い相手ではない
- 開発もバイブコーディングで短時間に対応できる水準。難しい開発はない
- エンジニアでなくても十分こなせる仕事ばかり
- 面談の反応からしても、すでに即戦力として見られている
なお面談では、ツール開発よりもAIコンサル側のポジションで話が進んでいました。求人は「ツール開発」と「AI導入を考える企業へのAIコンサル」の2種類で、まゆさん自身もコンサル側を希望しています。相性としても良い流れです。
Q2 給料面【最重要】ここだけは絶対に強気で。下げてはいけません
目安として、1日8時間・週5日の業務委託であれば、初期は20〜30万円、実績とスキルの幅に応じて40万円、さらに50〜60万円へ上がっていくのが一般的です。最初から高いというより、仕事を通じて上げていく形が多くなります。
企業説明では一般職が25万円程度(正社員)と示され、報酬面は「新設部署のため面接時に相談」と保留になっていました。ここが交渉の余地です。
まず40万を出す
一般職25万より明らかにスキルが上。最低でも+10万の40万を提示する。1日8時間・週5日の業務委託で40万なら妥当なライン。
渋られたら3か月30万
いきなり40万が難しければ、最初の3か月を実力を見てもらう期間として30万、その後40万へ引き上げる交渉に切り替える。
それ以下なら他を探す
「40万以下であれば他も探します」というスタンスで臨む。ここで下げると、その金額が基準になってしまう。
これが一番大事です。「今の仕事も楽しくて辞める理由がない」「最低でも40万でなければ辞めることはありえない」「他にもいろいろ仕事の依頼や声はかけられている」と伝えてOKです。実際、動けば必ず声がかかるレベルにあります。行き先の選択肢がこちらにある、とちゃんと示すのが交渉です。
「自分のスキル的には最低でも40万からだと思っている」という表現にしてください。上限を決める言い方ではなく、出発点を示す言い方です。
AI人材でここまでのレベルの人はいません。本来はもっと上を目指すべき水準です。せっかくそれだけの価値を持っているので、下げてはいけません。
Q3 正社員と業務委託違いは実質「立場の強さ」だけです
正社員
- 契約を切られない(立場が強い)
- 稼働時間は正社員として確保する必要がある
- 条件が非常に良ければ転職も選択肢
業務委託
- 切られる可能性がある(立場は弱い)
- 働き方の自由度が高く、他の仕事もしやすい
- 個人事業主として経費を計上できる
- 今の仕事を続けたまま、土日だけ・平日2時間だけという形も可能
仕事の中身自体は、正社員でも業務委託でも変わらないケースが多くあります。認識としては「切られるか、切られないか」の差と捉えて大丈夫です。
結論は両面で検討。面接で両方の条件を聞いて、正社員の条件が非常に良ければ転職、今の仕事を続けたいなら業務委託で時間を限定する、という判断でOKです。
AIとの壁打ちで作成できます。相手が慣れていれば向こうから出てくるはずですが、不慣れであればこちらから作って提示するのもありです。
Q4 個人でのAIコンサル地元の少人数セミナーから始めます
起点は地元のつながりと紹介です。オンラインで発信者と戦うより、地域で実績を積むほうが現実的で早いです。
「コンサル」は地域では馴染みが薄く、何をしてくれるのかが伝わりにくい言葉です。地元では「AIを教えますよ」くらいの言い方にしてください。伝わる相手や大きな案件では「AIコンサル」と名乗ったほうが通りが良くなります。相手によって使い分けるのがコツです。
コミュニティメンバーのいよりさんのインスタ講座が良いお手本です。毎回5〜10人程度の少人数で満席運営し、当初1,000円だった単価を、いまは3,000〜5,000円まで引き上げています。
まずは定員5人程度、100〜200円といった低単価でも構いません。そこから口コミで広まってから、単価と人数を上げていきます。
面談の反応からもわかる通り、いまの地域では圧倒的に一番です。長崎全体で見てもトップクラスなので、居住地域に限定せず長崎市内でのセミナーも視野に入れて大丈夫です。
通勤・勤務地の課題1時間半は厳しい。面接で交渉します
勤務先までは車で片道1時間半。ここがまゆさんにとって一番のネックです。在宅勤務の可否を尋ねたところ「できるだけ在宅になるようにします」と濁され、会社の動きが速く在宅は難しいという説明でした。実際には出社になる可能性が高そうです。
車で30分程度なら問題ありませんが、1時間半は現実的に厳しいラインです。ただし、仕事内容から考えて基本は在宅で問題ないはずです。AIを教える仕事であれば、パソコンがあれば成立します。
面接では率直に「1時間半だと厳しい」と伝えて、在宅勤務を交渉してください。向こうも来てほしい状況なので、話は聞いてもらえるはずです。
今後の流れ実質、採用前提と見ていい状況です
予定30分が1時間に延長。「もう聞くことがない」という好感触で終了。
順番通りに進める必要があるため、まず応募が必要。まだ未応募の状態。
面接官ではなく役員が出てくる。ここで報酬・在宅・雇用形態をしっかり話し合う。
希望が叶いそうなら進む。合わなければ辞退すればいいだけ。
すぐには辞められないが、それは決まってから調整すればよい。正社員でも待ってもらえるのが通常。
「ぜひ来てください」と言われている状況からして、実質採用前提です。条件を聞いてから判断すればいいので、受けること自体にリスクはありません。行かないにしても、受けるだけ受けて条件を確認する価値があります。
前回のカジュアル面談がうまくいっているので、次も普段通りで大丈夫です。いつも通りに話せば問題ありません。
ネクストアクション担当・期限つき
まず応募しないと本面接に進めない。
受けること自体にリスクはない。必ず受ける。
渋られたら3か月30万→40万の段階案へ。下げには応じない。
仕事内容的に基本在宅で問題ないはず。
どちらが自分に合うかは条件を聞いてから決める。
AIで作成可能。相手が不慣れならこちらから提示。
必要なら改めて相談。
定員5人・低単価から。商圏は長崎市内まで。
土曜日で調整。前回メンバーを中心に声がけ。
セッション終盤に本人へ伝達済み。
その他メモ本筋以外で出た話
中古品買取を手がける事業者で、AI関連の新設部署を立ち上げる予定。求人は「ツール開発」と「AIコンサル」の2種類。
オーナーに相談すれば貸切利用ができる可能性あり。PC4台・7〜8人分の席があり、宿泊部屋が会議室になる構造。福岡の作業会場より一回り広い見込みで、「誰か使ってください」という案内も出ている。やるなら早めの押さえが必要。
回線が不安定だったため、途中でカメラをオフにして音声のみに切り替えた。園長は風邪の影響で喉の調子が万全ではなかったが、現地からの配信3回は問題なく実施済み。
セッション日は、文字起こしファイルの作成時刻と会話中の「遅い時間にありがとうございました」という発言から2026年8月26日の夜と判断。固有名詞の一部に文字起こしの聞き取り揺れがあるため、文脈から確度の高いものに絞って記録している。
まゆさんが持ち帰る3つ
- 1仕事内容は心配いりません。相手はほぼ初心者、開発も難しくない。すでに即戦力として見られています。
- 2報酬は最低40万から。「今の仕事を辞める理由がない」「他にも声はかけられている」を伝えて、絶対に下げない。
- 3面接は必ず受ける。条件を聞いてから決めればいいので、受けること自体にリスクはありません。